マルチリスイレーサー

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Multilith Eraserマルチリスイレーサー(マルチリスイレーザー)
主に3種類ある伝説の砂消し

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上から旧(40-2547)、新(40-1125)、ゴールド(40-2547)
マルチリスイレーサーはアメリカで30年ほど前から売られている砂消しです。通常の砂消しが紙の表面を削ることによって消すのに対し、マルチリスイレーサーは特殊な仕組みで、それほど紙を削らずにきれいに消すことが出来る画期的な商品です。発売からかなりの期間が経っていますが、これを超える商品はないといわれるくらいの超ベストセラーです。なまあずショップの運営元の設計事務所・土地家屋調査士事務所(現在は閉鎖)でも早期から使い始め、在庫を見つけては購入し使い続けています。日本ではあまり流通していませんが、一部の役所などでは積極的に使われています。またインターネットで調べても愛用者が多いことでその性能を知ることができます。ただし日本の代理店が代理店契約を打ち切ったのか急に入手できなくなりました。またベストセラーのタイプは生産中止になり、新タイプがヨーロッパで制作されるようになりました。ちなみに旧タイプの生産元はアメリカです。さて新タイプはゴムが白くなり、細くなったことが特徴です。
なまあずショップ楽天市場店では、旧型を中心にたまに入荷することがあります。数が少ないので先着順になります(予約はできないそうです)。
たまにオークションで出品されているようですが高額すぎます。すでに新世代の砂消しは登場しており、よほどの用途でなければ、これを購入する理由はありません。代替品がないか?探してみましょう。


 

種類
Multilith Eraser 40-2547 マルチリスイレーサー旧型
米国製 日本では某大手文具会社が輸入販売してました。通常、マルチリスイレーサーというとこのタイプをいいます。数十年前から販売されている超ベストセラー商品でした。他の砂消しに比べて紙が傷みにくく消せるという特徴があります。そのため愛用者が非常に多いです。某大手文具会社が販売から手を引くと国内では超品薄になり消え去りました。その後一部の商社が輸入していましたが、製造会社が製造を中止したため、国内在庫のみになってしまいました。そのため、WEB上でもほとんど販売がなくなり今に至っています。
最近は、倉庫で眠っていたものや、個人所有のものがオークションなどを中心に出回っていますがなくなるのは時間の問題のようです。また全体的に製造が荒く、軸の我などが発生しやすい仕様になっているので、現在流通しているものも保存状態が良くないものが多いです。
欠点としては、消しカスが多く、すぐに消耗してしまう点です。消す用途によってはカスになっても使用に耐える場合もあるので、カスを集めて再利用する方もいるようです。今となっては貴重なものなので、他の砂消しでできることは他で行うようにしましょう。
Multilith Eraser 40-1125 マルチリスイレーサー新型

ヨーロッパ製 日本には各問屋が独自に輸入販売
マルチリスイレーサー(旧)の生産が中止となりましたが、ヨーロッパの向上で新たに生産されたタイプです。二酸化炭素削減を目的とした素材変更のためゴムの質が変わっています。また普通の鉛筆と太さが同じになり使いやすくなりました。半面、ゴムの質が変わってしまい、従来の消し味からすると相当劣った印象を持つ別な商品担ってしまいました。そのためネット上では「使えない」との評価が出てしまっています。
ただし、印刷物の校正などには威力を発揮します。簡単にチラシなどの文字が消えるので重宝します。特に光沢があるような紙の印刷を消すのに向きます。また消しカスが少なく、長持ちするのは大きなメリットです。用途を絞って使えばまだまだアドバンテージがあります。単なる砂消しやマルチリスイレーサー(旧)の代替と考えるとがっかりするでしょう。
欠点として表面がすぐツルツルになってしまう点です。こうなるとほとんど威力を発揮しません。そのため紙やすりのようなものを常備していて滑るようになると荒らす作業を行うと性能が元に戻ります。またインクがにじむように消えるので、消し後がきれいでない場合が多いです。工夫次第ではなんとかなるのですが、慣れるまでは消しゴムのせいにしてしまいがちです。
Multilith Eraser 40-2536 マルチリスイレーサーゴールド

オーストリッチ仕様 日本には各問屋が独自に輸入販売
マルチリスイレーサー(新)の評判が固まった頃、突如登場したのがゴールドタイプ。特筆すべきは軸の色がゴールドである点。ショップによっては(新)よりもグレードアップしているという記述がありますが、当店での試験結果では、せいぜいマイナーチェンジ程度の差しかなく、ロットや保存状態で容易にひっくり返る差程度と思われます。よってメリット・デメリット、用途も(新)と変わりません。ただロットによっては、(新)よりも製造が新しいので、状態が良い物が多いようです。また個体差の可能性がありますが、若干堅く、表面がツルツルになる率が新より遅いです。また若干ゴリゴリ感があり消しやすい場合もあります。それでも価格が若干上がりさらに入手しにくい価格帯になってしまったのが残念です。
欠点として表面がすぐツルツルになってしまう点です。こうなるとほとんど威力を発揮しません。そのため紙やすりのようなものを常備していて滑るようになると荒らす作業を行うと性能が元に戻ります。新よりなりにくいと感じますが、旧の比ではありません。またインクがにじむように消えるので、消し後がきれいでない場合が多いです。工夫次第ではなんとかなるのですが、慣れるまでは消しゴムのせいにしてしまいがちです。
新がもうちょっと!と感じる方は購入の価値があるかもしれません。しかし新が全く駄目!という方にはあまりお勧めできません。ただ実験した個体では、通常の砂消し用途でも使えるかな、と思える分、いいかもしれません。ただし差は大きくありません。
Multilith ECO Eraser 40-2547 マルチリスエコイレーサー(旧と同じ型番で注意が必要)

環境にやさしい消しゴムながら、日本の誇るプラスチック消しゴムと同等の消し味を誇るスーパー消しゴム。マルチリスという名ですと砂消しのイメージがありますが、これは消しゴムです。型番が紛らわしいです。しかしマルチリスと名乗るだけの硬質で高性能な消し字性能はあります。MONOより堅めで強めに消す方には特にお勧めです。私の場合MONOで割れるケースでも、こちらは割れません。サンプルの大きさは4センチ×2センチ×1センチと小型。

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番外1クリーンオフイレーサー
マルチリスよりも早く市場から消えた旧型のそっくりさん。色もゴムも似ています。太さだけが通常の鉛筆サイズ(つまり新型と同じ)です。私が入手したのはかなり古いタイプで表面がツルツルでした。使ってみると新型のように滑りました。しかし表面だけだったようで、内部は旧マルチリスにかなり近い感触の砂消しです。新型やゴールドよりは旧タイプに近く、まだ市場にあるようでしたらお勧めです。もっとも旧タイプと同じく消しカスが多く出るので、細いことがメリットにはなりません。
番外2)EraserStik(Faber)
ステッドラー風のミニほうきがついた、旧マルチリス風の消しゴム。荒めで似てはいるのですが、クリーンオフイレーサーよりも消えません。品質的には、マルチリスイレーサー新に近い消し味なのに、なぜかボールペンなどがそれなりに消えるので、タイプとしては消しづらい旧マルチリスといった感じです。クリーンオフイレーサーと同じFaberの商品らしいのですが、詳しくは不明。ただ通常のMonoなどと組み合わせると、それなりに実用になる点もマルチリスイレーサー新に近いです。インクがにじんでいきますから。良い意味でも悪い意味でも期待を裏切る商品ですが、使い方によってはおもしろいかもしれません。
番外3)SB10(Pelikan)
ドイツの有名な文具メーカーの鉛筆型消しゴム。既に廃盤になって久しいですが貴重な存在でした。ステッドラーに形が近い消しゴムです。はけがついている分長さが長いので筆箱に入りにくいのが難点でした。

新型砂消し開発プロジェクト(プロジェクトsquirrel)

自分の好みの砂消しがないなら作ってしまえ!ということで、試作してみました。旧型はゴムのほか、特殊な研磨剤(環境基準に適合しない)も入っているらしいのですが、何せ30年前くらいの商品なのでそう大したものは入っていないだろうと思ったのですが。
研磨剤と吸収剤のバランスが難しそうです。明らかに日本の砂消しの成分とは違うようなので。消し味を良くするとどうしてもボロボロしてしまうし(だから鉛筆形状でしかもゴムが太かったようです)、すぐに劣化してしまいます。今後も研究を続けていきます。


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