HOUSE-混構造パック なまあずエディション

なまあずショップ楽天市場店から、HOUSE-混構造パック なまあずエディションを発売いたしました。
HOUSE-混構造パックは、木造構造計算ソフトHOUSE-ST1と壁式鉄筋コンクリート造構造計算ソフトのHOUSE-WLのセットです。それぞれ単体で木造、壁式RC造の構造計算ができるだけでなく、組み合わせて混構造の構造計算もできるものです。
HOUSE-ST1は初心者にもやさしいグラフィカルなユーザーインターフェイスでファンが多い構造計算ソフトです。HOUSE-WLは、高機能の壁式RC造構造計算ソフトのWALL-1を3階建てまで、ルート1のみ限定として低価格化したソフトです。それぞれ定評のあるソフトです。パックにすることによって、7万円ほどお得になっている隠れた人気のセットなのです(隠れた、と書いたのは、安くなったとはいえ50万円近い価格であり、他のソフトに比べれば本数は出ていませんが、この価格帯としては売れているという意味です)。台風やゲリラ豪雨などで1階木造に不安を覚える一般の方が増えていて、今後1階RC造、2階木造が増えてくると思いますので、今のうちにこのような混構造の構造計算をマスターしておくと設計の幅が広がると思います。
このたび両ソフトをたくさん販売してきた、なまあずショップ楽天市場店ならではのセットとして、お値段据え置きで企画いたしました。
・特典その1 マンガで学ぶWRC造構造計算(PDF版・Excelシート付)
こちらは、9月に発表したWRCの構造計算する前に読んでおくと良い基本的な事項をまとめたマンガです。ST1に恋してのキャラクターたちが解説します。また理解を深めるために、Excelの計算シートを添付しました。
・特典その2 HOUSE-ST1のなまあずステーション利用権
こちらは単体で購入すると55000円(同時購入などで44000円)もする、「木構造計算にチャレンジ」を含む、なまあずステーションの利用権です。パックの値引き分とこの利用権で合計約11万円もお買い得になっています。なまあずステーションでは、HOUSE-ST1の動画マニュアル、Excelのツール(もくツール)、各種テクニック、サンプル、オリジナルテキストなどがダウンロード出来る、人気のサービスです。年会費などはなく利用し続けることができます。
ちなみに、HOUSE-ST1とHOUSE-WLは操作性は似ていません。そこが最大の欠点かと思います。特にHOUSE-WLは旧来の操作体系で若干「古くささ」は否めません。その代わり他社の低価格版と異なり、ルート1ながら、疑似立体・立体解析が可能で、階数・ルート以外の制約はほとんどないので、安価ながら非常に完成度が高いのがポイントです。そして混構造の場合、HOUSE-ST1から手軽に荷重をHOUSE-WLに転送できるので、混構造の構造計算が劇的に簡単になります。
RC造ラーメン、S造(鉄骨造)ラーメンなどと木造の混構造もBUSを買えば良いのですがさすがに100万円は高い!!という方には、株式会社ストラクチャーの無料の構造計算ソフトのビルディングエディタを導入すると良いでしょう。
この秋、混構造にチャレンジされる方に自信を持ってお勧めしたいセットです。
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