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DRA-CADはなぜ構造屋さんが欲しがるか?

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gajji006(Mobile)

DRA-CADが伝統的に構造屋さんにユーザーが多いのは、構造計算で有名な構造システムグループから発売されているから、というのはこの業界の人にとっては、半ば「常識」でしょう。

しかしながら、DRA-CADは建築CAD。本来の意味からすると意匠系に強いCADであります。しかも古くからのユーザーはともかく、近年DRA-CADは飛躍的に機能アップしており、従来の常識からは考えられないほど構造屋さんにも向くようになりました。

まず一番大きいのが、JWWとAutoCADとの親和性。構造屋さんは、意匠事務所や施工会社から依頼をうけて構造設計をするのが普通です。一部の下請け構造屋さんを除けば、取引先は複数あるのが普通です。そうなると様々なCADのユーザーとやりとりをしなければなりません。DRA-CADなら、建築設計の世界で広く使われているAutoCADやその互換CADのファイル形式であるDWGと非常に親和性が高く、やりとりに不安はありません。また個人住宅などで圧倒的なシェアがあるJWWにも対応しています。また複数ファイルを一度に変換できるコンバーターまで装備されています。そもそもこの2つに対応しているメジャーなCADは皆無で、その点でDRA-CADを選ぶ理由がありそうです。

次にオーバーレイや串刺編集が充実していること。大きな案件になると1つのCADファイルですべて編集することは不可能です。そこで分割するのですが、効率的なチェックや編集が難しくなります。オーバーレイ機能は、平面図のCADファイルを参照用として読み込んで別のCADファイルである構造図を編集出来ます。オーバーレイは複数設定できますので、意匠図を下図に構造図を作成するもよし、変更分を読み込んで構造図に反映させてもよし、非常に便利な機能です。

串刺編集は、2つのファイルを重ね合わせて一度に編集する機能です。

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土台伏図と平面図でDKに柱を一本加えてみる操作です。

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まず串刺編集で2つのファイル「伏図.jww」と「木造平面例.jww」を読み込みます。最近のDRA-CADはJWWのファイルも変換なしで串刺し編集できます!!

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そのまま柱と壁を編集します。

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はい。両方とも編集出来ています。部材の追加などは両方反映されるのですが、片方だけ編集とか切り替えられます。慣れるまでは切り替え忘れたりするので注意が必要ですが、非常に便利です。

また、RC断面や鉄骨断面を書くコマンドも充実しています。

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複雑なものも、キレイに書けるので愛用者も多いようです。

このようにDRA-CADは構造屋さんに便利な機能がたくさんです。メインでJWWやAutoCADを使っていたとしても、その補助・変換用として。JWWを使っているならオーバーレイや串刺し編集だけ使う!というだけでも十分な作業効率アップを望めるでしょう。年会費制のアソシエイトなら耐震補強部材のコマンドも限定的ながら付属しますし、FAP-3などに読み込ませる応力図などの下図も簡単に作成できます。構造屋さんにとっても非常に魅力的なCADだといえます。

 


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