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エクセルで構造計算アプリを作るときのプチテクニック

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連載を始めようと思ったのですが、なかなか進まないし、TIPSみたいなものならブログのほうが速いので先に少しずつ、ブログでテクニックを紹介します(といっても初歩的ですが)。

構造計算などでエクセルを作るときに、意外と気になるのが、選択したもの以外を表示しないほうがキレイということです。

壁式RC造壁量計算ソフト

これは、壁式RC造の壁量計算で、2月発売のHOUSE-WLのスペシャルセットで付属するものです。階数と面積と階高と存在壁量を入れると最低壁厚と、必要壁量をチェックしてくれる便利なツールです。黄色い部分が入力場所です。3階建てまでなのすが、2階建てなどでは判定や最低壁厚の部分に表記されると気持ちが悪いですね。

20160203130855 20160203130932

そこで、階数を1~3を選択できるようにし、自然数の1~3のみしか選択できないようにしたうえで、上のように1階なら2,3階の最低壁厚を表示させないようにすると、スッキリしますね。

ちなみに下段もこんな感じ

20160203131531

必要壁量と判定を選択階のみ表示させればOKですね。

VBAとか使えば簡単なのですが(汗)、プログラミングなんてしないでツールなんて作れればそれに越したことがないし、改造もしやすくなります。ここでは関数とエクセルの基本機能だけで実装してみます。

まずドロップダウンメニューです。1~3階を選択するものです。エクセルの場合、エクセルのシートにあるデータを範囲指定してそこから選ぶようにしたほうがわかりやすいし、後から拡張しやすいです。実際このシートはこのようになっています。

20160203131829

右側に階数設定を置き、1~3を並べています。操作としては、ドロップダウンメニューを配置する場所をクリックしてから、データのなかの「データの入力規則」をクリックします。

20160203132105(クリックすると拡大します。右側にあります)

今回は1~3という「リスト」を選ぶわけですから、リストを選択します。

イメージ017

次に元の値の右端のアイコンをクリックします。

20160203132720

クリックしたら、1~3のリストをドラッグして選択します。すると上のようにリストの位置が反映されます。OKを返せば完成です。今回は、1から3の整数を直接打っても反映されますが、4とか1.2とか範囲外のものや、1、2、3以外の数は全てエラーが出ます。便利ですね。

次に入力された階数以外は結果を表示させない関数の設定です。1階の最低壁厚の式は次の通りです。

=IF(B4=1,12,IF(B4=2,15,18))

この式は、B4のセルが1なら、12を返します、B4のセルが2なら15を返します。それ以外は18を返します、ということを数式で表現しています。詳しくはIF文を研究してみてください。1階は必ず表示されるので、簡単ですね?次は2階です。

=IF(B4=1,””,IF(B4=2,15,18))

今度は、1階の場合は表示しないわけですから””(何も表示しない)ですね。B4が2の場合は、15,それ以外は18を表示します。これなら2階以降の場合だけ表示されることになります。次は3階です。

=IF(B4=1,””,IF(B4=2,””,15)

はい。こんどは、1が入力されても2が入力されても表示せず、その他の場合(3だけだけど)15を表示します。本当はいろいろ面倒なのですが、データの入力規制で1と2と3しか入力を受け付けないようにしているので、このような簡単な式で実現できます。今回はセルの位置をあえて表示していませんが、わかりますよね?いろいろ応用できるテクニックですので、是非ともマスターしてみてくださいね。

今回はこれまで!!

 

 


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