第3回の解答例と解説
<解答例>
A | B | C | D | |
1 | 敷地面積 | (入力) | ||
2 | 1階面積 | (入力) | ||
3 | 2階面積 | (入力) | ||
4 | 3階面積 | (入力) | ||
5 | 不算入面積 | (入力) | ||
6 | 延べ面積 | =B2+B3+B4-B5 | ||
7 | 容積率 | =B6/B1 |
うまく、入力できましたか?今回は延べ面積を別個に作成しました。もし、延べ面積がいらないのなら、ダイレクトに
=(B2+B3+B4-B5)/B1・・・①
とすればよいでしょう。ポイントは足し算引き算は、掛け算割り算より計算の優先順位が後なので、先に計算する場合は、(かっこ)でくくる必要がある点です。
足し算の数が多くなると入力が面倒ですね。特に今回のようにB2からB4といったように連続している場合は、「何かいい方法がないの!」と思ってしまうでしょう。
そんな場合は、SUM関数を使います。意味はとにかく①式を
=(SUM(B2:B4)-B5)/B1・・・②
と書き換えてみてください。どうでしょう?同じ結果になりましたね。SUMとは、あるセルからあるセルまでの範囲を合計する関数なのです。
エクセルでは、足し算や引き算のほかに、関数といっていろんな計算に役立つ計算式を備えています。SUMもその一つで、関数の中で一番ポピュラーなものです。今回はSUMを覚え、次回に他の関数を学ぶことにしましょう。書式は
SUM(計算を開始するセル:終了セル)
です。A1からA5を合計する場合は
=SUM(A1:A5)
のように、開始、終了のあいだを「:」(コロン)をいれます。
もし、A1からA5とB2からB4といったように2つの範囲を合計したい場合は、「,」(コロン)で区切ります。
=SUM(A1:A5,B2:B4)
計算式が長くなりそうなときに威力を発揮します。ちなみにエクセルではアイコンの「Σ」がSUM関数になっています(オートサムという)。これを使うとワンタッチで計算できるようになります。大変便利なので一度お試しあれ。
<今回のおさらい>
足し算引き算と掛け算割り算が、複合した式の計算順序は大丈夫ですか?
SUM関数は使えるようになりましたか?
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