第4回 エクセルの関数
第3回で解説したSUM関数はマスターできたでしょうか?エクセルにはSUM関数のほかにたくさんの関数があります。今回は、良く使いそうな関数をピックアップして解説します。
端数の、切り上げ、切り捨て、四捨五入
エクセルの計算結果で、小数点以下が長い場合があります(主に割り算)。そんなときはROUND関数を使います。使い方は、
=ROUNDUP(数値,桁数)・・・切り上げ =ROUNDDOWN(数値,桁数)・・・切り捨て =ROUND(数値,桁数)・・・四捨五入 |
です。具体的には
=ROUNDUP(5.744,2)
と入力すると、小数第3位を切り上げて、5.75を返します。
=ROUND(A1,3)
と入力すると、A1のセルの数値の小数第4位を四捨五入して表示します。ちなみに
=ROUNDDOWN(9864,-3)
と入力すると、9000を返します。つまり、-3は3桁目という意味になります。
今日の日付を表示するには
エクセルで領収書を発行したい場合、いちいち今日の日付を入力するのは面倒ですね。そんなときは、迷わずTODAY関数を使いましょう。
=TODAY() |
これだけで、当日の日付を返してくれます。次の日になったら次の日付に自動的に変わります。
SIN・COS・TAN
当然SIN・COS・TANもできます。使い方は
=SIN(数値) =COS(数値 =TAN(数値) |
これだけ、数値が求まります。もしSINの小数第2位を四捨五入して数値を求めたい場合は
=ROUND(SIN(数値),3)
とします。関数は数式ですので、このように複合することもできるのです。
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