水平構面
番号 | 種類 | 水平構面の仕様 | 単位長さあたりの許容せん断力[kN/m] | |||
面材の種類 | ・面材釘打ちの仕様 ・根太の仕様 |
根太相互の間隔 | 根太と梁組の接合仕様 | |||
(1) | 床水平構面 | 厚さ 12mm~15mm の構造用合板、又は、構造用パネル(1級又は2級のものに限る) | ・面材を鉄丸釘 N50 を用いて 150mm 以下の間隔で根太に対して打ち付け ・幅 45mm 以上×せい 45mm~120mm |
340mm以下 | A:梁組の上に根太を載せ、根太側面から梁上面に N75 釘2本斜め打ち | 1.96 |
(2) | 500mm以下 | 1.37 | ||||
(3) | 340mm以下 | B:梁組の上端と根太上端の高さの差を根太せいの 1/2 以下とし、根太側面から梁上面に N75 釘2本で斜め打ち | 3.14 | |||
(4) | 500mm以下 | 2.20 | ||||
(5) | 340mm以下 | C:梁組の上端と根太上端が同一の高さとなるよう、梁の側面に根太と同断面の掘り込み加工をして根太を落とし込み、根太上端から梁の掘り込みに N75釘1本を斜め打ち | 3.92 | |||
(6) | 500mm以下 | 2.74 | ||||
(7) | 厚さ 24mm~30mmの構造用合板、又は、構造用パネル(1級又は2級のものに限る)、もしくは、パーティクルボード | ・面材の四周を鉄丸釘 N75 を用いて 150mm 以下の間隔で梁組及び合板継目部分の受材に対し打ち付け ・根太なし 幅 45mm以上 ×せい 45mm以上の受材を面材の継目に沿って梁の間に落とし込み |
梁及び受材の間隔 1000mm以下 | 梁の側面に受材と同断面の掘り込み加工をして受材を落とし込み、受材上端から梁の掘り込みにN75釘1本を斜め打ち | 7.84 | |
(8) | ・面材の短辺の外周部分に各1列、その間に1列以上となるように、鉄丸釘 N75 を用いて 150mm 以下の間隔で梁組に対して打ち付け(面材の長辺の下に梁がある場合には、当該長辺にも打ち付ける) ・根太及び受材なし |
梁の間隔 1000mm以下 | – | 3.53 | ||
(9) | 厚さ 12mm~15mm、幅180mm以上の板材 | ・板材を鉄丸釘 N50 を用いて、150mm以下の間隔で根太に対して打ち付け ・幅 45mm 以上×せい 45mm~120mm |
340mm以下 | A と同じ仕様 | 0.59 | |
(10) | 500mm以下 | 0.39 | ||||
(11) | 340mm以下 | B と同じ仕様 | 0.71 | |||
(12) | 500mm以下 | 0.47 | ||||
(13) | 340mm以下 | C と同じ仕様 | 0.76 | |||
(14) | 500mm以下 | 0.51 | ||||
番号 | 種類 | 水平構面の仕様 | 単位長さあたりの許容せん断力[kN/m] | |||
面材の種類 | 面材釘打ち仕様・垂木の仕様と間隔 | 垂木と軒桁・母屋・棟木の接合仕様 | 勾配の角度 | |||
(15) | 勾配屋根水平構面 | 厚さ 9mm~15mm の構造用合板、又は、構造用パネル(1級、2級又は3級のものに限る) | ・面材を鉄丸釘 N50 を用いて 、150mm 以下の間隔で垂木に対して打ち付け ・幅 45mm 以上×せい 45mm~90mmの垂木を、相互の間隔500mm以下で、軒桁・母屋・棟木の上の傾斜面に並列して設置 |
D: 軒桁・母屋・棟木の上面に設けられた傾斜面(垂木道)に垂木を載せ、垂木の側面から軒桁・母屋・棟木の上面に対して N75 釘2本を斜め打ち | 30度以下 | 1.37 |
(16) | 45度以下 | 0.98 | ||||
(17) | D に加えて、軒桁・母屋・棟木の上面の垂木と垂木の間(母屋の場合は、垂木の継目が載る母屋)に、垂木と同断面の転び止め材を載せ(左右の垂木との隙間は3mm以下とする)転び止め材の側面から軒桁・母屋・棟木の上面に N75釘4本(表2本と裏2本を千鳥配置)を斜め打ち | 30度以下 | 1.96 | |||
(18) | 45度以下 | 1.37 | ||||
(19) | 厚さ 9mm~15mm、幅180mm以上の板材 | 板材を鉄丸釘 N50を用いて、150mm以下の間隔で垂木に対して打ち付け | D と同じ仕様 | 30度以下 | 0.39 | |
(20) | 45度以下 | 0.20 | ||||
番号 | 種類 | 火打ち材の種類 | 火打ち材の接合仕様 | 火打ちの取り付く梁の断面 | 火打ち材1本あたりの平均負担面積 | 単位長さあたりの許容せん断力[kN/m] |
(21) | 火打ち水平構面 | Zマーク鋼製火打、又は、同等以上の火打ち金物、あるいは、断面 90mm×90mm以上の木製火打 | 梁組の隅角部から 750mm前後位置に火打ち材の両端部を、M12ボルト1本ずつで梁の側面に緊結(ボルトに引張が生じたとき木材のめり込みに対して有効な座金を用いること。木製火打の場合は、梁の側面に傾ぎ大入れ仕口を設ける)。 | 幅 105mm以上せい105mm以上 | 5㎡以下 | 0.29 |
(22) | 3.75㎡以下 | 0.59 | ||||
(23) | 2.5㎡以下 | 0.98 | ||||
(24) | 幅 105mm以上せい150mm以上 | 5㎡以下 | 0.35 | |||
(25) | 3.75㎡以下 | 0.71 | ||||
(26) | 2.5㎡以下 | 1.18 | ||||
(27) | 幅 105mm以上せい240mm以上 | 5㎡以下 | 0.47 | |||
(28) | 3.75㎡以下 | 0.94 | ||||
(29) | 2.5㎡以下 | 1.57 |